小澤弘昌の私設民俗資料館
(静岡県清水町の灌漑用水を中心とした民俗と歴史)
日本誕生(1959年、東宝作品)
制   作 藤本真澄田中友幸
監   督 稲垣浩
特撮監督 円谷英二円谷英二オフィシャルサイト
脚   本 八住利雄
      菊島隆三      
音   楽 伊福部昭
主   演 三船敏郎Toshiro Mifune OFFICIAL WEBSITE
作品解説は「日のあたらない映画劇場」がおすすめです。
VT・DVD情報は---DVD---日本誕生
オザワメモ
 私が、この日本特撮史上に燦然と輝く名作を最初に視たのはまだ浪人している頃だった。当時、TBSの深夜放送で毎
週木曜日に日本映画の名作がノーカットで放送されており、「空海」、「お吟さま」などの名作をこの枠で視たことを憶えて
いる。湯川には、この作品の撮影時に三船敏郎と撮った写真を未だに持っている人がいるという。ミフネが来たということ
は稲垣監督も来たということだ(その他、司葉子、水野久美も参加していた)。

 稲垣とミフネのコンビは「宮本武蔵」でアカデミー賞外国映画賞を受賞している。よく考えたらすごいことだ。
 私はミフネの演技や、稲垣監督の演出、菊島隆三と八住利男の脚本が好きだ。
また、それと同じように円谷監督の特撮のファンでもある。
 しかも今年は円谷監督の生誕100周年でもあり、監督の代表作がDVDで次々にリリースされるらしい。  
その第1弾としてこの作品と「ゴジラ」が発売されたのだが、
私は最初、「ゴジラ」が発売されるのしか知らず「ゴジラ」を買うつもりだった。
しかし、店頭で、この作品を見て、「ゴジラ」を買うのをやめて、即こちらを買ってしまった。

 総じて、この作品は
どこが泉郷か考察する楽しみ以外にも
日本書記や古事記の世界を手軽に学べる作品だ。
批判するにも賞賛するにも、だまされたつもりで、是非一度見て欲しい。

40年前の柿田川のカラー映像
何と、この作品には41年前の1959年当時の柿田川のカラー映像が登場する。始まってから28
分目以降に司葉子扮する弟橘媛が三船敏郎扮する日本武尊の無事を祈るシーンから登場した。
その他にも水野久美などが洗濯するシーンもあった。このようにかなりのシーンで登場する。でも
「ビルマの竪琴」を観たときも思ったけど、俳優さんたちは寒くなかったのかな。
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